「引き戸」と「開き戸」ってどう違うの？

毎日、何気なく使っている“ドア”。

でも実は「引き戸」と「開き戸」には、暮らしのしやすさを左右する大切な違いがあるんです。

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■ 引き戸（スライドドア）

扉を横にスライドして開け閉めするタイプ。

開けたときにスペースを取らないので、廊下が狭い場所や、水まわり・収納まわりなどでも動きやすく、車いすやベビーカーでも通りやすいというメリットがあります。

また、扉を少しだけ開けておくことで、風を通したり、家族の気配を感じたりと、空間を“ゆるやかにつなぐ”こともできます。

たとえば、リビングと和室のあいだに引き戸を使えば、「今日は広く使いたい」「今日は個室にしたい」といった日によって使い方を変えることができます。

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■ 開き戸（ドアタイプ）

手前または奥に“開く”タイプのドア。

しっかりと空間を区切ることができるので、冷暖房の効きを良くしたり、音やにおいを遮りたいお部屋にぴったりです。

また、デザインの種類が豊富なのも魅力。

木の質感をいかしたナチュラルなものや、アイアン調のドアなど、お部屋の印象を決めるインテリアのひとつとしても楽しめます。

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それぞれに、ちゃんと“いいところ”があります。

開け閉めの向きひとつでも、暮らしの動きや快適さは大きく変わります。

間取りを考えるときには、「どんな場所で、どんなふうに使いたいか」を思い浮かべて選ぶのがおすすめです。

あなたの暮らしには、どんなドアが似合いそうですか？